フランスのHEC Parisを訪問し、MBA Loungeの受講生さんで現在HEC Paris Full time MBAを履修中の小林裕生さんにインタビューを行いました。

小林さんがMBA受験中は、コロナ禍だったこともあり交流会も開催することができず私との打ち合わせオンラインが主でした。そのため、小林さんとは今回フランスのHEC Parisキャンパスで初めてのface to faceとなりました。

（川尻）HEC Paris MBAの履修前はどんなお仕事をされていらっしゃいましたか？
（小林さん）住宅建材・設備機器のメーカーにて、営業部門や戦略立案部門におりました。その後は、東南アジア諸国にて新規事業の立ち上げに携わっておりました。

（川尻）HEC ParisのMBA生活で思い出に残っている楽しいことは？
（小林さん）挙げたらキリがないくらい楽しいことは沢山あります。

毎年5月にイギリスやスペインなど欧州各国からMBA生が集まって開催するスポーツイベント（MBAT, MBA Tournament）があるのですが、その開催地は毎回ここHEC Parisのキャンパスです。私はドッチボールで参加したのですが、とても楽しかったです。

スポーツで言えば、他にも私はサッカークラブに入っていて、サッカー強豪国の南米の人たちと一緒にサッカーをできることも楽しいです。

また、クラスメートはみんなキャンパス内の学生寮に住んでいますので、普通に生活していてクラスメートと顔を合わせる機会も多いですし、一緒にご飯を食べるということも多いです。

（川尻）MBA生活で苦労していることは？
（小林さん）ファイナンスの授業でとても苦労しています。でも、分からないから学びに来ているというスタンスですので、あまり焦ることなく黙々と学んでいます。
あと、英語での発言も苦労しますね。英語力だけではなくどのタイミングで発言すれば効果的なのか、など中々難しいです。

（川尻）HEC Paris MBAに入って想像と違ったことはありますか？
（小林さん）授業の単位を取るだけなら意外とできてしまう、と感じました。
でも、目標は単位を取ることではなくビジネススキルを身に付けることなので、自分でしっかりとテーマと目標をもって授業やプロジェクトに臨む必要があると感じています。

（川尻）面白いor凄いな、と感じたクラスメートはいますか？
（小林さん）昨年まで現役だった身長206cmのプロバスケットボール選手がいます。先ほどお話した欧州のMBA生が集まるスポーツイベント、MBATでもバスケで大活躍でした笑

また、アメリカ、フランス、ドイツ各国の軍人の方々もいます。
そして、インド人はやはり数学が強い人が多いですね。あるインド人のクラスメートは、ファイナンスの授業でみんなが苦戦している中、他のクラスメートのために概要科目に関するエクセルファイルを作成してくれました。これにはとても助かりました。

（川尻）小林さんの今後のゴールを教えて頂けますか？
（小林さん）実家で住宅設備の卸売業をしているのですが、このビジネスを継ぐ予定です。

（川尻）ありがとうございました。小林さんは最後の学期はアメリカのEmory大学へ交換留学されるんですよね。Emoryにも現在MBA Loungeの受講生さんがいます。是非交流してアメリカの生活を満喫してくださいね。応援しています。