MBA個別相談会でたびたび頂く質問の一つにこんなものがあります。
「私のような職歴でMBA留学は可能ですか?」
「Fラン卒で、勤務先も地方の零細企業なんです。。。」
自分の出身大学は超無名のFラン大学。勤務先も地方の零細企業。
こんな経歴で、一流大学卒で一流企業勤務の他の受験生さん達と渡り合えるのか?といった相談です。
Fラン卒・零細企業勤務はMBA受験に不利かどうかは置いておいて、一流大学卒、一流企業勤務は確かに有利です。特に一流企業であれば、その企業に入るだけのスペックを持ち合わせている証拠にもなります。
一方で知っておいてもらいたいのは、各ビジネススクールのアドミニは、受験生の経歴と同時に人柄も見ているということ。
そして、過去志向ではなく、未来志向であるということ。
過去は過去。
過去に素晴らしい成績を残しているからと言って、未来も同じように素晴らしい成績を残せる保証はどこにもありません。
それよりも、現時点で未来にどのような夢を持っていて、その夢を実現するために今何を考え、何をしているのか、ということ。
MBA受験生さんの中には、気になるビジネススクールのカタログを取り寄せたら、すぐにスクールからメールが来て、Video callしませんか?と言われた経験はないですか?
それは、面談をすることによって、スクールのプロモーションと同時に、その人の人柄や未来をどう見ているのか、を確認したいからです。
MBA受験で、人柄良好で、未来に対するしっかりとしたビジョンを持っていることを示すことができれば、職歴によるステレオタイプはすぐにひっくり返すことができます。