どんどん広がるネットワーク:西原さんインタビュー(Cambridge Judge Business School MBA)

ケンブリッジ大学(Cambridge Judge Business School)のFull time MBAプログラムに在学中の西原さん(MBA Lounge受講生)にインタビューをさせて頂きした。

Cambridge Judge Business Schoolは世界でもトップクラスの知名度を誇るビジネススクールです。コンサルプロジェクトのCVPやカレッジ制度など、とてもユニークなケンブリッジでの生活について西原さんに色々とお話をお伺いしました。
以下はインタビュー内容を一部省略、意訳してまとめたものになります。フルバージョンのインタビュー動画にてご覧いただけます。

Q:簡単な経歴を教えて頂けますか?
大学卒業後に、日系の大手コンサルティングファームに入社し、業務改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)に関するプロジェクトに従事しておりました。その後、当時の上長が立ち上げたスタートアップに参画してそこで3年後ほど勤務したのち、今はCambridge Judge Business Schoolに通っているという形になります。

Q:MBAの一日の生活について教えてください。
最初の学期の金曜日はCareer Dayと呼ばれており授業がなく、就活やケンブリッジのコンサルティングプロジェクトなどに集中していました。月曜日から木曜日で授業があり、多いときは3クラスで午前9時から午後5時まで授業に出ています。早い日は昼くらいには終わるので、図書館で勉強したり、グループワークの作業をしたり、余裕があるときはみんなで飲みに行ったりしていました。

Q:コンサルティングプロジェクトという話が出ましたが、具体的にどんなプロジェクトなのでしょうか。
Cambridgeには目玉プロジェクトと呼ばれているものが2つあり、一つはThe Cambridge Venture Project (CVP)でもう一つはThe Global Consulting Project (GCP)です。

最初のタームはCVPを受講します。Cambridge自体がスタートアップの集積地であり、ここで生まれたスタートアップ企業を対象にプロジェクト活動を行います。私の場合は、国籍やバックグランドも様々な6名のチームでCambridgeで生まれたスタートアップの方々と一緒にプロジェクトを行っています。我々のチームが担当しているのはまだ設立して3年位の会社で、彼らはいい技術を持たれているのですがどう商売にしていくのか悩んでおり、私たちがその会社を軌道に乗せるお手伝いをしているという形です。

Q:クラスメートの数や国籍はどんな構成ですか?
クラスメートは約50ヵ国で全部で224名です。インドや中国を中心にアジア地域で約60%、北米約20%、残りは欧州、アフリカ地域の方々で占められています。

Q:入学前に想像していたことと違ったと思うのはどんなところですか?
想像以上に良かった点は、どうしていいかもしれませんが、思ったよりイギリスの食事はおいしいです。イギリスの料理は多くの方が酷評されますが、私には今のところ美味しく感じます。
真面目な話で言うと、CVPが思った以上に面白かったです。私もコンサルタントとして様々なプロジェクトに参加してきましたので、やること自体は想像通りでしたが、お客さんが新しいテクノロジーに挑戦されている方々であり、その点がケンブリッジらしいというか、苦労も多かったですが、やり遂げたときの充実感はとても大きかったです。

その他、想像よりも良かったことは、同級生とのネットワークです。本当に国籍もバックグランドも性格も違いますが、皆さんとてもいい人たちです。平均年齢が29歳ということでアメリカのスクールに比べると高めなのでMatureということもありますが、想像以上に皆さん協力的で困っていることがあれば助けてくれます。入学前は、一人くらいは嫌な人に出逢うだろうと思っていましたが、今のところそのような人もいませんし、そういう噂も聞いたこともありません。

想像と少し違ったところは、皆さんMatureで落ち着いているので、他の人を蹴落として這い上がるんだ、という競争心を持った人がいないなあと感じました。他人との競争環境を求める人には物足りないかもしれません。

また、少なくとも必須科目についてはアカデミックな要素は少ないと感じました。1学期を通して必須科目だけだったということもありますが、例えばファイナンスのバックグランドの人には、ファイナンスの科目はつまらなかった、という人もいました。

Q:MBA以外の生活で楽しんでいることはありますか?
週末には同級生とサッカーやテニスをしたり、ロンドンに行ってサッカー観戦をしたりしました。また、CambridgeとOxfordの特徴としてカレッジシステムというものがあります。
これは、大学が学生に対して生活と学業の基盤を提供してくれるというシステムです。例えば、生活面では各カレッジに学生寮や食堂、図書館があったり、学業面で不安点を相談できる制度があったりします。Cambridgeには31のカレッジがあり、学生はどこかのカレッジに所属するという形になります。MBA学生だけではないので他の学部生との交流も楽しいです。
また、各カレッジで主催をしている正装を着て参加するフォーマルディナーという晩餐会があり、私も1学期目は11のカレッジのディナー参加させてもらいました。これもゲスト制で、そのカレッジに所属している学生が最大3名から5名まで招待できるので、行きたいカレッジの学生と仲良くなって招待してもらいました。そこで招待してもらうと、同じく招待された私が知らなかった人たちとの交流が生まれ、どんどん交流の輪が広がっていき楽しいです。

Q:印象に残っているクラスメートについて教えて頂けますか?
まず全体的にはとてもバックグランドが多様です。コンサル、弁護士、公務員、起業家の他、こないだのパリオリンピックで金メダルを獲得されたような方もいました。その他、ディベートの世界チャンピオンの人もいます。

その中でも特に印象に残っているのは2名います。
一人目は、アメリカ出身の女性です。とてもパワフルでもともと起業していた人ですが、3人のお子さんを育てながらMBAを受講しており、家族と学業を両立しているのが凄いと思いました。

もう一人は日本人の方で、その方は特にこれまで海外経験は無い人でしたが、毎回授業では必ず発言する、という目標を持っており実際にそれを実行されている方がいます。自分も見習わなければいけないな、と思いました。

Q:将来のゴールについて教えてください。
今のところイギリス、その他のヨーロッパ諸国での現地就職を目指しています。出願エッセイでは日本に戻ることをゴールとして書いたのですが、MBA生活をしていく中で現地就職を目指すゴールに変わりました。
これから就職活動をしながら学習も頑張っていきたいと思っています。

ありがとうございます。残りのMBAと就職活動を是非頑張ってくださいね。応援しています!

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