MBA Loungeの受講生さんで現在、シンガポール経営大学(SMU)のFull time MBAプログラムに通う田中葉子さん(仮名)にシンガポールでお会いしてインタビューをさせて頂きました。
MBAを通じてキャリアチェンジを目指して日々奮闘しています。
Q:簡単な経歴を教えて頂けますか?
日本の大学を卒業した後、東京で外資系の旅行系の会社とECの会社で働いていました。
ECの会社では、シンガポール初め東南アジアに関わることが多かったため、アジアで働くことや大学院に進学することを志すようになりました。
Q:SMUを選んだ理由を教えてください。
全部で三つあります。
一つ目は、国際色豊かな点です。SMUは他のシンガポールの大学と比べても小規模なクラス設定かつ、international studentsも半分以上と多いため、様々な意見や見方が身につくことが魅力的でした。
二つ目は、チームで働く際のスキルが身につく点です。小規模なクラス設定であるため、一方的に聞く授業、というよりも積極的に発言をするようなインタラクティブな授業スタイルになっています。そして、チームでの発表や課題が多いため、意見をまとめるスキルなどを実際に学ぶことができることが大きな決め手でした。
三つめは、長期インターンが必須でキャリアチェンジがしやすい点です。SMUのフルタイムの学生は、必修の授業が終わった後3〜6ヶ月の間のインターンシップが必須となっており、卒業後のキャリアチェンジがしやすい点も志望校として選ぶ際に重視しました。
Q:MBAの一日の生活について教えてください。
私はフルタイムの学生なので、月から木曜日の日中に必修の授業があります。すべてのクラスでチームでのディスカッションや発表があるので、授業の前後にチームで集まり、課題に取り組むことが多いです。
金曜日は授業がないのですが、学校主催のワークショップやキャリアイベントが入っていることが多いです。週末は、基本的に自由に過ごしたり、課題をやったりしています。
1月からは、必須のインターンが始まるので、平日の夜または週末に授業を取るようになります。
Q:入学前に想像していたことと違ったと思うのはどんなところですか?
チームでの活動の多さです。
基本的に授業ではケースについてまずは教わり、その後チームで解決策を考えたり、意見を短時間でまとめて発表したりすることが多いです。様々なバックグラウンドそして国籍の学生が多いため、自分にはなかった発想や見え方があるのが毎日新しくとても学びがあります。そして、異なる意見をどのようにまとめていくかというのは今後の仕事の中でも活かされる貴重な経験だと思っています。
その他、日本人の割合が少ないことです。
SMUでは比較的日本人学生の割合が少なく、私も8月入学で日本人は一人です。授業では日本についてのトピックもあることが多いですが、クラスメイトからも日本人としての意見や考え方を貴重な存在として扱ってくれる傾向があります。
Q:MBA以外の生活で楽しんでいることはありますか?
様々な国の方々と会ってご飯を食べたり、お話をしたりする機会が多く、新しい学びや発見があるのがとても楽しいです。
また、学校主催やその他のイベントで日本人だけでなく色々な国籍やバックグラウンドの方とお会いできる機会がシンガポールでは多いのも面白いポイントだと思っています。
Q:印象に残っているクラスメートについて教えて頂けますか?
私のチームメイトは全員国籍がバラバラであり、バックグラウンドも異なります。
アートを専攻していてエクセルもやったこともない子もいれば、金融系で働いていた人やファミリービジネスを拡大させたいという人など、多種多様で様々な意見が出てきます。
私自身も大学ではビジネスを専攻してこなかったので、初めて学ぶことが多いですが、チームメイトがいつも優しくフォローをして教えてくれるのでとても感謝をしています。
チームメイトとはよく一緒にご飯を食べて課題について話したり、その他の生活について話したり、とても短期間で仲良くなれるスケジュール・カリキュラムかと思います。
Q:将来のゴールについて教えてください。
卒業後は、シンガポールで就職をしたいと考えています。1月からシンガポールにある日系のコンサルティング会社でインターンをすることが決まっているのですが、コンサル系などを中心に卒業後の就職活動(キャリアチェンジ)を進めていきたいと考えています。