昨年から今年にかけて相変わらず続くコロナ禍にも関わらず、MBA Loungeの出願対策サポートの多くの受講生さんがビジネススクールに合格し、新たな一歩を踏み出します。

と言うことで、今回は、2021年MBAに挑戦する君たちへのメッセージです。

MBAを通じて習得できる本当に強となるスキルは何だと思いますか。

ネットワーク？
体系的なビジネス知識？
どんなタイプの人間にでも対応するソフトスキル？

もちろんそれらも大切ですが、他にもあります。
そして、それは今後のキャリアの成功、失敗に大きく影響すると思います。

現在MBA留学中の方や卒業された方にも大事なお話です。

それは、「今まで見てきたものを、違う角度から見る感性」です。

世の中には、ビジネスで成功する人と失敗する人と、二種類存在するわけですが、多くの場合、成功者も失敗者も、入手した情報や経験した現象は同じだったりします。

MBAで学べば、MBA学生しかアクセスできない情報や現象を経験できるわけではありません。

でも、MBAでしっかりと学んでいれば、同じ情報や現象を違う角度から見れるようになります。

あなたが憧れる成功者は誰ですか？
あなたは5年後、10年後に、目指す人物像は誰ですか？

そのような人たちを思い浮かべてください。

そして、あなたも彼ら彼女らと同じ情報や現象にアクセスできているはずです。

孫正義さんは、大学生のときアメリカで半導体の写真を見て、頭を殴られたような衝撃を受けたそうです。

Uber創業者のトラビス・カラニックとギャレット・キャンプは、タクシーが中々捕まらないという経験からUberのサービスを思い付きました。

あなたはこれまでの人生で半導体の写真を見たことも、タクシーが捕まらなかった経験もあると思います。彼らは、他の人が見逃していた情報や現象にピンときたんです。

成功者しかアクセスのできないデータベースがあるわけではありません。
今日の朝刊を読んで、何かピンとくる人とこない人がいるだけです。

MBA終了後は、朝刊のニュースを見てピンとくると言うことを目標にしてください。
これができれば、もうあなたは成功できます。

最後に、MBAの講義が始まったら、「この講義はつまらない」と思わないでください。

感じてしまったらそれは要注意です。
あなたの隣の席に座っているクラスメイトは、あなたも聞いていたはずのある教授の一言で人生を変えるようなヒントを掴んでいるかもしれません。